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【矯正歯科】歯並びと食事の関係~よい歯並びをめざせる食べものと食べ方~
皆様、こんにちは。
センター南駅から徒歩1分(モール直結)の歯医者【Teeth Me デンタルクリニック】です。
「歯並びがいいか悪いかは、両親に似るのでは?」と、歯並びは遺伝がすべてであると思っている方は少なくありません。
もちろん、歯並びのよさは遺伝によって左右されることはありますが、食事の摂り方や食べものが関わっていることがあるのです。
今回は、歯並びと食事の関係と、よい歯並びをめざせる食べものと食べ方を解説します。
食事によって歯並びは変わる
食事は歯並びと関係が深く、お子様が小さいうちからの食事の摂り方によって歯並びがよくなる可能性があります。
よく噛んで食事を摂ることで顎に刺激が伝わり、健全な顎の成長を促します。
顎が健全に成長すると、歯が並ぶためのUの字型の顎の土台が整って、歯が並ぶスペースを確保することが可能です。
反対に、お子様が小さなうちからしっかり噛まずに食事を摂ると、健全に顎が成長せずに、すべての歯が並ぶためのスペースが不足するリスクが高まります。
そうなると、歯が重なり合って生えたり、ねじれて生えたりするため、歯並びが悪くなるのです。
顎の成長は、中学生くらいまで旺盛なので、それまでの食事の摂り方はとても大切です。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット-不正咬合の治療法の概要) >
よい歯並びをめざせる~食べもの・食べ方~
食事をするときに意識すると、よい歯並びがめざせる食べものと食べ方を紹介します。
よい歯並びをめざせる食べもの
ハンバーグやオムライスなどの「お子様が好むメニュー」は、あまり噛まなくてもよい、食べやすい食べ物です。
やわらかいものばかりを食べさせずに、食物繊維が多い食感のあるものをお料理に取り入れるようにしましょう。
たとえば、レンコンやきのこ類、ごぼうなどです。
おやつには、せんべい、ガム、ナッツ類、りんごなどを与えると、必然的に噛む回数が多くなり、顎によい刺激が伝わります。
よい歯並びをめざせる食べ方
お子様が食事を楽しんで食べられる環境を整えましょう。
よく噛んで食べるには、お話しを理解できる4歳くらいから無理のない範囲で「1口30回」を意識して噛んでもらうのがおすすめです。
噛む回数の方が大切なので、せっかく歯ごたえのある食材を料理に取り入れても、水やお茶で流し込んで飲み込んでしまっては意味がありません。
そのため、お子様がしっかり食材を噛んで飲み込んだのを確認したら、飲み物を食卓に並べるなど、最初のうちは工夫してみましょう。
また、左右差なく顎の筋肉を動かすことも大切です。
どちらか片側ばかりで噛む癖があるお子様は、顎の成長のバランスが崩れる可能性があります。
もしかすると、片側だけで噛むのは「むし歯」による痛みを避けているのかもしれませんので、歯医者に相談しましょう。
お子様の歯並びの心配事は「Teeth Me デンタルクリニック」へ
センター南駅から徒歩1分の歯医者【Teeth Me デンタルクリニック】は、お子様の歯並びの相談を受付けています。
院長は、栄養コンシェルジュ1.2つ星と、食育インストラクター2級を保持しており、お子様の歯並びや身体の成長に寄り添った、食事のアドバイスが可能です。
歯並びが悪くなってから矯正歯科に相談に行くのではなく、歯並びをよくするために早めに歯科に通院することが大切です。
矯正の必要性の有無や、歯並びをよくするための対策を知ることができます。
土曜も17時半まで診療をしており、ご相談はカウンセリングルームでじっくり行いますので、ご都合のよい日にご予約ください。