【小児歯科】歯によい食べものって?~食育の大切さを伝えてむし歯を予防~

皆様、こんにちは。
センター南駅から徒歩1分(モール直結)の歯医者【Teeth Me デンタルクリニック】です。
 
「子どもに何を食べさせたら歯にやさしいのだろう……」などと、悩んだことがあるのではないでしょうか。
できることなら、歯によい食べものを食べさせたいですよね。
 
また、妊娠中から摂取することでお子様の歯の強さに関わる食べものもあります。
今回は、歯によい食べものと、食育を通じたむし歯予防についてお話しいたします。
 
 

歯によい食べものとは?

まずは、歯によい食べものを紹介します。
 

海藻類

海藻類は、アルカリ性の食品のため歯にやさしい食べものといえます。
反対に、酸性の食べものを好むとお口の中が酸性に傾き、歯が溶かされやすい環境になります。
 
また、海藻類にはフッ素が多く含まれているため、むし歯に強い歯に育てることが可能です。
フッ素を歯に取り込むと、酸に強く、むし歯菌の活動を抑制する効果を期待できます。
 

乳製品

乳製品には、カルシウムが多く含まれます。
カルシウムを摂ると骨や歯が強くなる、と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
歯はカルシウムにより強く育つため、できればお子様がお腹にいるうちから積極的に摂っていただきたい食材です。
じつは、お腹にいるときからお子様の歯はつくられ始めるため、妊娠中にカルシウムを摂取することはとても大切です。
 

ビタミン類

強い歯を育てるためにとっておきたいビタミンは、

・ビタミンA:歯の表面である「エナメル質」
・ビタミンC:エナメル質の下の層「象牙質」
・ビタミンD:カルシウムの代謝や再石灰化の調整

が挙げられます。
歯ができあがる最中に積極的に摂取するのが好ましいため、妊娠中から摂りましょう。
 

食物繊維の多い食材

にんじん、ごぼう、レタスなどは食物繊維の多い食材です。
噛むことで、自然と歯や歯ぐきに付いている汚れを落としてくれる効果を期待できます
また、繊維が多いのでよく噛んで食べますよね。
そうなれば、顎に噛む刺激が伝わり、お子様の健全な顎の成長によい影響を与えてくれます
 
ただし、これらを食べていればむし歯や歯周病にならないわけではありません。
バランスのとれた食事はもちろん、食事をしたあとは歯磨きをしっかりしましょう。
 
 

食育を通じたむし歯予防

歯によい食べものを積極的に妊娠中から摂取することが大切です。
お子様が生まれてからは、食材にこだわることも大切ですが、以下のことを意識して食事をとって、むし歯予防をしましょう。

・よく噛む
・楽しく食べる
・家族みんなで食事をする

厚生労働省が行った調査によると、2〜3歳のお子様は3〜5歳のお子様に比べると、よく噛まない傾向にあるため、「噛む」ことを意識させることが大切です。
噛むときに数を数えながら楽しく食事するとよいでしょう。
しっかり噛むことで、健全な顎の成長につながり、歯並びにもよい影響を与えます。
よい歯並びになれば、歯磨きがしやすくむし歯のリスクが軽減されるでしょう。
 
また、よく噛むことで唾液が出てくる「唾液腺」が刺激されます。
唾液には、お口の中の汚れを洗い流す「自浄作用」や「殺菌作用」があるので、むし歯になりにくいお口の環境を整えられます。
 
また、お子様と一緒に大人が食事を楽しんでいれば、お子様の食への興味を高めることが可能です。
周りの大人が、さまざまな食材をおいしそうに食べていれば、お子様の「食べたい!」という気持ちにつながります。
好き嫌いをなくし、栄養面のバランスのとれた食事がとれるようになるためにも、「食事は楽しいもの」という雰囲気づくりが大切です。


(出典:厚生労働省-乳幼児栄養調査結果の概要) >

 
 

食育インストラクターのいる歯医者で食育のご相談を!

センター南駅から徒歩1分の歯医者Teeth Me デンタルクリニック】の院長は、栄養コンシェルジュ1.2つ星と食育インストラクター2級を取得しています。
妊娠中はもちろん、お子様の食に関してお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
 
ご相談は、プライバシーに配慮したカウンセリングルームで行いますので、周りを気にすることなくリラックスしてお話しいただけます。


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